Bhakti Yoga Center

歌うヨガ・食べるヨガ・学ぶヨガセンター「ハレハレ」

Profile

Ananga Manjari Dasi

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Ananga Manjari Dasi
川原 亜紀子

すべての人がよろこびと感謝に包まれ、
笑顔で生きられる社会を目指して

人は本来、誰もが「与えられた」才能を生かし、すべての人や動物、生き物、自然とともに、幸せに生きていくことができます。私たちは、社会のなかでお互いを生かし合い、「讚え合える」存在なのです。

私にこのことを教えてくれたのは、「バクティヨガ」の教えと、それを「生き方」として実践している人たちでした。バクティヨガに出会う前、私はいつも、どこかで「違和感」を感じながらも、そこそこ幸せに、何となく生きていたのです。

でも、バクティヨガを知り、自分も実践していくなかで、初めて「心の底から夢中になれるもの」を見つけ、本当の意味で「自分の人生」を生きられるようになりました。

「みんなが笑顔で働くには」を考え続けた社会人時代

ヨガを始める前の私は、「仕事」「仕事」の毎日を送っていました。新卒で入社したディズニーホテルでの仕事はとても楽しく、やりがいを感じていました。私が長く担当していたのは、「人財育成」分野。すべてのスタッフが協力し、高め合って働くための「カウンセリグシステム」導入に携わりました。「みんなが笑顔で働くためにはどうしたらいいか」を常に考え、心理カウンセラーの資格も取得しました。

ただ、ものすごく「激務」だったのも事実。自分が無理していることにも気がつかないくらい、まさに「ぼろそうきん」のように、クタクタになるまで働いていたのです。

「フィットネスクラブ」を入り口に興味を持った「ヨガ」の世界

入社から6年、仕事で消耗していた私は、軽い気持ちでフィットネスクラブに通い始めます。そこで、ヨガに「ドハマり」してしまいました。

ただ座って、ゆっくりと呼吸だけに集中している時間の、なんとも言えない「幸福感」。徐々にヨガは、私の中で「なくてはならないもの」になっていきました。

ヨガには「哲学」があった! ヨガインストラクター時代

その後、「ヨガをもっと追求したい」「インストラクターになりたい」と思いつつも、親の反対などもあり、なかなか踏ん切りがつかない状態が7年間続きました。周囲からみれば、大企業で順調にキャリアを積み、安定した地位を手にしている。十分「幸せそう」に見えたのだと思います。でも、私自身は、「自分が本当にやりたいこと」が見えず、精神的な充実や幸福を感じることはありませんでした。

そして2011年、東日本大震災が起こります。これまでの価値観が揺らぎ、自分の人生を見つめ直したことで、徐々に覚悟が決まります。まずは、新しいヨガスタジオに通うことにしました。

そこで、ヨガの背景にある「哲学」の存在を知ったのです。

ヨガは単なる体や呼吸を整えるための方法ではなく、その中心に一貫した「教え」がありました。そしてその教えは、私が仕事で学んだ心理学の内容そのものでした。「幸せに生きる」ために必要なことが、すべてそこに書かれていたのです。

私が仕事で目指していた「みんなが笑顔で働く」ことと、ヨガが教える「すべての人が幸せに生きるマインド」は、完全にシンクロしていました。

「これからは、会社ではなく、ヨガを通してこの考え方を広く社会に伝えていこう」

そう決意し、親を説得して退職。ヨガインストラクターとして独立しました。

バクティヨガとの出会い。ハートが感じた「本当のよろこび」

さらに2017年、運命的な出会いを経験します。

現在も活動をともにしている恩師、マドゥマンガラ・ダース氏の講座を受けた時のことです。

生まれて初めて、「心がよろこぶ瞬間」を体感したのです。講座を受けているあいだ中、とにかく楽しくて楽しくて仕方ない。すべての人を「ノージャッジ」で受け入れ、愛で包み込んでくれる温かさを、全身で感じました。講座で教えていただいた内容は既に知っていたのですが、この時初めて、理論ではなくハートで、本当の意味を「理解」できたのです。

「この人の根底に流れている『ヨガの本質』をもっともっと知りたい」

それ以降、マドゥマンガラ・ダース氏から直接「バクティヨガ」を学ぶようになりました。そして、講座やワークショップを開催するなど、一緒に活動するなかで、2019年に「バクティヨーガセンターHARE HARE」をオープンしました。

現在は、「HARE HARE」やその他の場所でバクティヨガを伝えながら、「バクティヨーギー」を目指して修行の日々を過ごしています。

「自分の才能」を見つけ、感謝とよろこびで
生きられるのが「バクティヨガ」

私たちは、自分自身が与えられた「才能」を生かして社会に携わっているときこそ、真の「よろこび」を感じることができます。その神さまから授けられた「才能」は一人ひとり異なり、「よろこび」の感じ方も十人十色。だからこそ、他人と比較や競争する必要もなければ、「周りの誰かの意見」に惑わされる必要もないのです。

私自身、バクティヨガを通して、「本当の幸せ」や「よろこび」を実感できるようになりました。周りから見た「幸せそうな道」を歩いていた過去の私は、生きている実感さえ持てませんでしたが、神さまから与えられたギフトである真の「自分の才能」を心で理解した今は、人の目や意見を気にすることはありません。安心感と感謝のなかで、「自分の使命を全うできる幸せ」をかみ締めて生きています。

バクティヨガを実践することで、誰もが神さまから祝福された「自分にしかない才能」を知り、それを「使って」生きていくよろこびに出会うことができるのです。

「バクティヨガ」を広め、誰もが笑顔で生きられる社会を!

「バクティヨガの生き方を伝え、広げ、みんなが笑顔で生きられる社会を創る」

これが、私が心からよろこべる「才能」であり「役割」です。

個人の生き方はもちろんですが、社会活動、特に仕事にバクティヨガの「愛と感謝」のおしえを生かすことができれば、社会はもっと素晴らしいものに変わります。企業で「働く」ということに深くコミットしてきた私だからこそ、仕事とバクティヨガをつなぐ役割を担うことができると確信しています。

それぞれが異なる楽器を持ってひとつの音楽を奏でるオーケストラのように、自分の楽器の音色=才能を存分に発揮しながら、違いを認め、互いにその良さを引き立て合う。そうすることで、「社会」というハーモニーを美しく響かせることができる。

多くの人に、この「よろこび」と「心地よさ」を体感していただくために、私はこれからも歩き続けます。

経歴まとめ

  • バクティーヨーガセンターハレーハレー主宰
  • ディズニーホテル新卒1期生として入社
  • ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシーホテルミラコスタ、東京ディズニーランドホテルの開業に携わり、ホスピタリティ、顧客満足、教育、マネジメントを経験
  • 教育の仕事で心理カウンセラーの資格取得後、社内全体のカウンセリングシステムを構築するプロジェクトをメインで担当
  • 東日本大震災をきっかけにヨガを本格的に学び、退職
  • フリーランスヨガインストラクターの活動を始める
  • WEBマガジンのライターとしてヨガ的マインドのコラムを80以上発信
  • 千葉駅にあるヨガスタジオにて4年店長を務める
  • ヨガティーチャートレーニングにて「ヨガ心理学」講座を2015年7期~現在も担当
  • 2018年オリジナルでヨガ指導者養成講座を開催
  • 2017年に出会ったクリシュナの献身者(バクティヨーギー)の伝える経典バガヴァッド・ギーターの導きにより、
  • 2020年精神指導者であるサッチャデーヴァ・グルマハラ―ジより入門を授かり、Ananga Manjari Dasiとして、現在はバクティ―ヨーギーとして日々、献身奉仕の修練を続ける


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